みなさん!知ってますCAR?

2010年6 月15日 (火曜日)

TOP NEWS

やはりEVの先鞭は働くクルマから・・・軽バンEVに注目したい!

ゼロEVセラビューバンLi  筆者が住む横浜の金沢区・幸浦はウオーターフロントの工場地帯なのだが、そこに電気自動車用の「急速充電設備」を備えるガソリンスタンドがある。気が付いたのは、昨年終わりだから、多分昨年中ごろにはできていたのではないだろうか? この近くにショッピングセンターがあるため、月に1回はクルマで通りかかるが、その充電器を使っているところを見かけたことがない。今のところ三菱のアイミーブぐらいしか存在しないことを思えば致し方ない。今後、日産のリーフが市場に出れば、頻繁に充電現場を見かけるかもしれない。
 同じ横浜の赤レンガで先日「エコカーワールド2010」というイベントがあった。文字通りエコカーが50台以上集合したイベント。その中で、注目したいのは、「ゼロEVセラビューバンLi」なる車名の実用車。軽の働くクルマである。
 岐阜県の各務原市にある㈱ゼロスポーツが製作した軽自動車をベースにしたEVである。ゼロスポーツは、同じ軽バンの郵便事業向けEVをすでに量産しており、その流れで今年デビューさせるものだという。リチウムイオン電池、交流モーターを搭載した日本初の軽バン電気自動車だという。商用業務車両には欠かせない左右のスライドドアにくわえ、荷室スペースもスクエアな形状で、大容量の荷室容積を確保しているという。乗り味も低速トルクを重視し、乗りやすさと加速性能を向上させるなど現場の意見を取り入れクルマ作りに反映させたともいう。気になる1充電あたりの走行キロ数は、180km。販売価格は、448万円だが、現在補助金申請中。
 EVの課題はなんと言っても1充電あたりの走行キロ数。乗用車なら300kmないと不安だが、デリバリーサービスなどで使うクルマなら180kmあれば十分。EVはさしずめ、働くクルマからになるのがいいと思うね。急速充電器がフル活躍する日も近い!?

カーライフ大助かり知恵袋1

旧きをたずねて新しきを知る! タイヤBSのルーツは足袋だった・石橋正二郎物語 第14回

1933年にフォードに装着された  返品タイヤの間の損出は100万円を超えた。「石橋は地下足袋やゴム底では成功したが、自動車タイヤでは大失敗。ブリッジストンタイヤはあと3年もたずに破産するだろう」と囁かれたのはこのころである。
 正二郎には、こうした逆風はいわば織り込み済みだった。1931年4月には、乗用車タイヤだけでなく、トラックタイヤ、バスタイヤの生産も始められた。それでも、不具合による返品はあとを絶たなかった。その背後には熟練不足と工程の不慣れがあった。輸入品やライバルのダンロップ製品の模倣に満足せず、背伸びして最初から独自性を出そうとしたことも、不具合を生む背景だった。その間、石橋正二郎社長もふくめ技術担当者たちの血がにじむような努力と研鑽が重ねられた。この時期はまさに生みの苦しみの段階だった。
 いつまでも闇の中にいたわけではなかった。やがて不具合頻度も少なくなり、返品タイヤの数も日増しに少なくなった。1932年1月に商工省から優良国産品の認定を受けたほか、アメリカ・フォード本社の品質試験に合格し日本フォード自動車に対する納入適合品として認められた。さらに日本ゼネラルモーターズにも採用されるなど,徐々に品質向上が示されるときがようやく訪れた。
 正二郎には、自動車タイヤの製造は、当初から輸出することで外貨獲得に貢献する狙いがあった。東南アジア、ニュージーランド、インドなどに向けて市場調査と並行して、三井物産の協力を得て、輸出業務を展開。初年度の1932年には1万4000本の海外輸出に成功し、翌年には海外部を創設することでさらに輸出体制を整え、8万4000本と大きく実績を伸ばしていった。
 一方、補修用のタイヤ分野では順調にシェアを獲得しつつあったが、新車へのタイヤ装着(OEM用のタイヤ)は依然として大きな壁が立ちはだかっていた。ところが、モーティマー・C・クックというスコットランド出身のアメリカ人が入社したことで、事態は好転する。クックは、グッドイヤー極東代表者として自動車タイヤの輸入と販売に長年携わってきた人物。彼の力で、日本ゼネラルモーターズと日本フォード自動車への新車用タイヤの納入を実現できたのである。

カーライフ大助かり知恵袋2

ターボ車のメンテはやはりエンジンオイルの管理

ターボチャージャー  先日、ターボチャージャーのリビルト工場に取材に出かけた。ちょうど10年振りである。
10年前はさほど立派な工場とはいえなかったが、10年たつと人も変わり工場も大変化する。今では月に2000個というボリュームでリビルトを展開していた。軽ターボ車は、補助金がつかない(ついても額が小さい)ため、これからは大型トラック用のターボチャージャーが主流となると将来を読んで、この工場では大型ターボチャージャーの専用ラインを構築中だった。
 でもやはり、いまのところ生産台数の8割が軽自動車のターボチャージャーである。
 よく知られているようにターボチャージャーのトラブルの大半は、ターボにあるわけでなく、エンジン側、オイル管理の不足にある。毎分20万回転も回るターボはこれはつらい。軽自動車のユーザーのかなりの部分は、どうも「クルマはガソリンさえ入れれば走ってくれるものだ」と勘違いしているのかもしれない。メンテナンスしないユーザーが多いようだ。とくにターボ車は走行5000キロごとにオイル交換しないとやばい。NA(自然過給)エンジン車なら走行1万~1万5000キロごとなのに、5000キロごとはユーザーにはつらいのかもしれない。

愛車メンテのプラスアルファ情報

ココロなごむハーフムーンレンチ

ハーフムーンレンチ  工具というのは手の延長線上にあるため、完成度の高い工具を作るのは想像以上に難しいといわれる。そんな工具の世界で、眺めているだけで、“ココロがなごむ”製品がある。
 ハーブムーンレンチがそれ。ハーフムーンレンチは、障害となる部品などがあり通常のメガネレンチが使えないシチュエーションで、実に有効に活躍する半月形状の工具である。実際使ってみると、ストロークが大きく取れないケースが多く、「ラチェット機構付きならもっといいのに!」と思うが、なければまったく対処できないわけで、そう考えると実用度大であることには変わりない。
 このハーフムーンレンチ、スナップオンなど一部のブランド工具しか揃ってなかった時代が長かったため、ハンドツールマニアととって憧れの工具だった。形状からだけでなく、心がなごむ、というのはそんな理由があるのかもしれない。その憧れのツールが、なんと610円(10×12ミリ)で手に入る。安いわりにはフィニッシュもまずまずで、メガネ部も切り詰めてスリムだ。12×14,14×17,11×13,17×19,19×21などのサイズもスタンバイしている。求めたのはストレートhttps://www.straight.co.jp/

2010年6 月 1日 (火曜日)

TOP NEWS

リッター20キロのVWポロの日本市場での訴求力とは!?

TSIエンジンを載せた新型ポロ  TSIエンジンを載せた新型ポロが日本で発売された。
 TSIというのは、VW独自のダウンサイジングによる21世紀のエンジン理論。≪小さな排気量で、直噴エンジンに過給機を付けることで1クラス以上の走りと燃費を稼ぎ出す≫というもの。5代目ポロのTSIエンジン搭載車は、10・15モード燃費が、歴代VW車のなかで過去最高の20km/lをたたき出す。しかも、1.8リッター並の走りができるという。SOHCの2バルブ・エンジンに、初の電子制御式のウエストゲートバルブを組み込んだターボチャージャーで最大トルクが175Nmをエンジン回転数1550rpmで発生する。まさに1.8リッター並の高トルクともいえる。
 このTSIエンジン、トランスミッションに7速DSG(デュアル・クラッチ・トランスミッション)というマニュアル・トランスミッションを電子制御化した21世紀型機構を取り入れてはいる。でも、過給機+直噴エンジンという構成は、20世紀型エンジンそのもの。新開発のアルミ合金製シリンダーブロックなどを採用することで、エンジン単体重量を1.4リッターTSIエンジンより24.5kgも軽量化してはいるものの、口汚く言えば「前世紀のエンジンの在庫一掃メカニズム」といえなくもない。
 欧州=ディーゼル乗用車、日本=ハイブリッドカーという、仄見えてきた次世代型パワーユニット・バトルの中で、VWは、日本市場ではTSIエンジンという限りなく前世紀型パワーユニットで乗り切ろうという戦略。気になるポロ1.2TSIエンジン搭載車の価格は、213万円からと、こちらも戦略的である。

カーライフ大助かり知恵袋1

旧きをたずねて新しきを知る! タイヤBSのルーツは足袋だった・石橋正二郎物語 第13回

ブリッジストン  試作品の販売はまず、小売店に売り込むことからスタートしたが、品質も信用も未知数の「ブリッジストンタイヤ」はまったく相手にされなかった。社員の名刺に書いてある社名自体が「日本足袋(たび)タイヤ部」では「足袋屋のタイヤか!?」といわれるのが落ち。そこで、いきおいタイヤ小売店以外の販売ルートを作り出すしか道がない。タイヤの修理業者や日本足袋の販売ルートに頼るということだ。だが、修理業者や弱小のタイヤ小売店には経営地盤の弱い場合が少なくない。それらを代理店として育てるためには資金援助も必要となった。
 とにかく「ブリッジストン」という耳慣れない名称からの説明から商談を始めなければならなかった。当時の営業担当者は、新規取引の開拓ではタイヤを置いてもらうだけで精一杯だったという。そのためには10本のタイヤの取引に対して現物2本をつけるといった、条件を出すことも珍しくなかった。数こそ少ないが、「石橋さんのつくったものなら・・・」という信頼感から、新たにタイヤを扱う部門を新設するなど進んで応援してくれた代理店もなかにはあったが、大手のタイヤ小売店に割り込む余地はほとんどなかった。たとえば、東京でブリッジストンが獲得した有力代理店の数はわずか2店舗に過ぎなかったほどだ。
 それでも、販売部員の必死の努力で、1932年には代理店網が全国に形成されていった。全体としては日本足袋時代からの代理店が多かった。
 タイヤは安全にかかわる製品だけに、商標に対する信用が売れ行きに大きく左右される。そこで、製品の不具合に関しては無料で新品と交換するという徹底した「品質責任保証制」を採用した。製品に対する愚直なまでの保証制度のおかげで、2度目、3度目の取り替えにも応じるなど、無理を承知で消費者サービスに徹した。だが、当初はこれが裏目に出た。3年間で返品タイヤは10万本に達したのだ。生産本数42万本のうちなんと25%近い返品率に上ったのだ。広大なストックヤードには不良品タイヤが山となって積まれることになった。現在からそういた過去を振り返れば「損して得をとれ」という格言が生まれなくはないが、とにかくBSにももうしたイバラの道があったのだ。

カーライフ大助かり知恵袋2

平面スピーカーの可能性に注目

平面スピーカー  カーオーディオの世界ほど、変化と進化が激しい世界はないのではなかろうか?
 音楽ソースだけをとっても、8トラックのテープから始まり、カセットテープ、CD,ミニCD,ハードディスクなど最前線を正確にトレースすることすらできない!?
 クルマのスピーカーは、長いあいだコーンスピーカーだった。ところが、このスピーカーも、いまや≪平面タイプ≫のスピーカーが登場しているのだ。コーンスピーカーは物理上、ドアに付けるなどある程度奥行きが必要だったが、この平面スピーカーは、写真にあるようにルーフに付けることもできるし、あるいはインパネ、シートバックなどにも取り付けられる。小型・軽量・薄型という3拍子だけでなく、指向性の強さ、明瞭な中低音領域が音を差別化することなく、スピーカーの近くでも楽しめるのが大きな特徴。
 コンパクトなのでクルマの生産ラインでの取り付け時間が短縮されるというメリットもあるという。車外仕様の平面スピーカーというのもあり、こちらはいま話題になっているEV車やハイブリッド車の≪車両接近通報装置≫用のスピーカーとして、バンパーの裏側などに取り付けられるという。詳細はFPSという企業(www.fps-inc.co.jp)のホームページを見て欲しい。

愛車メンテのプラスアルファ情報

台湾から世界のツールを目指すトルクレンチ

トルクレンチ  前回登場した台湾のツールメーカー、MATATAKITOYO(マタタキトーヨー)は、日本語で≪瞬き東洋≫という意味という適当なことを書いたが、実際には≪瞬豊実業有限公司≫だという。
 この企業は、1992年の創業というから比較的歴史は新しく、トルクレンチが本業。というのは、創業者が、もともとトルクレンチのエンジニアとして30年以上の経歴の持ち主だという。
 写真のプリセットタイプのトルクレンチは、このMATATAKITOYO製の代表的製品で、品番NTP-210N。差し込み角1/2インチ(12.7ミリ)で、40Nmから210Nmまでのトルク管理ができる。ホイールナットのトルク管理にちょうどいい。グリップエンドにスライド式のロック⇔ロックオフ機構を持ち、使い勝手は悪くない。内部のスプリングは日本製だという。検査データが付いていて、その面での品質は心配ないし、樹脂ケース入りなので持ち運びも安心だ。規定トルクになるとカチッという音で知らせてくれる。全長535ミリである。問い合せ先は、(株)アバント(TEL 04-7137-7155)である。


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