みなさん!知ってますCAR?

2011年3 月15日 (火曜日)

TOP NEWS

EVのリーフの樹脂部材はほとんどがリサイクル材!?

トップニュース   電気自動車リーフのカタログを見て驚いた。
  樹脂製のパーツのほとんどが、再生の樹脂素材だというのだ。同じリサイクル材でも、使用済み車両の樹脂部品から再生したもの、旧いクルマのバンパーから再生したもの、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどの家電製品からのもの、実にさまざまなところを由来としたリサイクル素材を活用している。
  担当者に聞くと「世界広しといえども、カーTOカーというか、自動車の部材を新車の部品に活用しようという試みをこれほど積極的に展開しているメーカーはないと思います」と胸を張る。
  なかでも、バンパーTOバンパーは、表面の塗膜をいかに除去するかで、長年苦心したうえでのリサイクルだという。旧いバンパーを細かく砕き、塗膜を精米で長年培われた技術を応用して、ほぼ99%取り除くことができたという。しかも、そのコストは、バージン材よりも2~3割も安くできたとも言われる。いまのところ、リサイクル材の生産がごく限られているので、せいぜい20%入れるだけだが、開発者に言わせると100%のリサイクル材でも自動車のバンパーの品質は充分保証できるという。今後この割合が増加すれば、バンパー価格が安くなるかもしれない。
  とはいえ、リサイクル材を新車の部品に採用するには、複数の課題があったという。年月がたった樹脂だけに退色したり、耐衝撃性などの物性に問題があった。これをバージン材レベルまでに持ち上げるために、鼻薬などを混ぜているのだが、その試行錯誤に苦心したという。

カーライフ大助かり知恵袋1

三菱自動自動車の光と影 知られざるスリーダイヤモンド物語 第16回

三菱ランサー   1976年11月には、ソレックスのツインキャブレターを付けた1600GSRがデビューし、ラリー競技車両のベース車として注目された。エンジンは、サイレントシャフト付きのサターン80と呼ばれるものだった。ランサーは、サザンクロスラリーに出場し1位から4位まで独占、総合とクラス、チームいずれも優勝の総合完全優勝を飾っている。2年後の1975年2月クーペバージョンのランサーセレステが登場している。これはランサーのプラットフォームを流用し、当時としては画期的な可倒式のリアシートを持つハッチバックバージョン。おしゃれな雰囲気をかもし出したが、販売には結びつかず一代限りで消えている。
  2代目ランサーはいわゆる「ランサーEX」と名称を改めている。1979年3月にデビューし、2年後の1981年にはターボ仕様も登場している。エクステリアデザインは、初代モデルが曲線を多用しているのに対し、2代目は直線基調のシンプルなもの。イタリアデザイナーのアルド・セッサーノが関与したとされている。搭載エンジンは1200,1400,1600、1800のいずれも4気筒SOHC,それに1800のSOHCターボとバラエティに富んでいた。翌1982年8月にはWRC1000湖ラリーで、ランサーEX2000ターボ(写真)が3位に入賞。電子制御エンジン付きのクルマはWRCに初登場したクルマでもあった。
  こうして振り返ると、三菱にはいくつもの名車、時代を画する忘れられないクルマ、日本の自動車技術史のなかで燦然と輝くクルマ、レースで大活躍した記念すべき競技車など綺羅星のごとく登場したことを、いまさらながらに認識する。
  (次回は、大正5年に日本初の国産乗用車アロー号を作り上げた矢野倖一物語をお届けする)

カーライフ大助かり知恵袋2

昭和メタルで展開のリファインバッテリーとは?

リファインバッテリー   クルマのバッテリーは、数回のバッテリー上がりを体験し、充電してもすぐ駄目になるなら「バッテリーの寿命」という判断だった。目に見えない電気の世界だけに、そのあたりはある意味ファジーである。
  こうした駄目になったバッテリーを、見事に蘇らせる手法があるという。
  「リファインバッテリー」というスタイルだ。内部の極板が破損していたり、セパレーターと呼ばれる構造物が破損していないかぎり、だいたい再生できるという。
  その手法はどうか?
  まず、再生可能かどうかをテスターで試験する。これをパスしたバッテリーだけを独自の「バッテリー再生機」にかけ、放電と充電を繰り返しおこなう。≪パルス充電≫することで、極板に付着した硫酸鉛の結晶化物質であるサルフェーションを溶かしてしまうのだ。このときの放電量が新品バッテリーの80%以上であれば、再充電して商品化される。充電終了後、再度検査をして状態を確認。結果をプリントアウトして商品に添付するという。検査に合格した商品には、シリアルナンバーの入ったラベルが貼られる。そのプロセスは意外と複雑で、素人にはわかりづらいが、1年間の保証付きだという。気になる価格は、軽自動車用で2500円から、普通車用で3000円からRV用などだと4000円からだという。とくにバッテリーの値段のはる輸入車オーナーには福音かもしれない。関心のある人は、≪昭和メタル≫に問い合わせてみてほしい。

愛車メンテのプラスアルファ情報

イケてる!? 手回し発電のハンドライト

LEDライト   30個のLEDライトで、作業部位を明るく照らし出すハンドライトを発見した。製品名は「セルフ・パワード・ターボMAX」。
  家庭内でも使えるし、もちろんクルマの中に入れておき夜間の不意のトラブルやモノ探しのときに強い味方になってくれる。このハンドライトのいいのは、3つに集約できる。
ひとつは、電池要らずで、グリップ部に付いているハンドルを手回しで、数分間ぐるぐるやるとたちまち充電してくれる。チョイっと使うときにはこれで充分。強力な明るさを長く維持するには、グリップ部の根元に付いている充電口にACアダプター(別売り:7.5V 300㎃)を使い2~3時間充電すればいい。2つ目の利点は、ライト部とグリップ部がツイストし、角度を変えることができる点だ。グリップ部に強力マグネットが付いているし、ランプトップ部にフックが付いているので、設置場所にはまず困らない。3つ目が、ワークライトだけでなく、スイッチひとつでフラッシュライトにも変えられるという点。距離のある場所に光を届かせることができる。
  気になる価格は、1980円だった。アメリカンスタイルのメガスーパーマーケットCOSTCOで手に入れたものだ。このライトを“身体検査”してみると、重量は460グラム、全長350ミリだ。パッケージを見ると台湾製で www.megabrite.com 扱いだ。

2011年3 月 1日 (火曜日)

TOP NEWS

プロの整備士でいまなくてはならないツールとは?

スキャンツール   「イマドキのクルマは外付けコンピューター診断機がないと不具合を追求できない」・・・といったことはすでにご存知の読者も多いと思う。スキャンツールという道具である。SCAN TOOLとは「走査(そうさ)する道具」あるいは「細かく調べる道具」である。クルマには10個以上のコンピューターが付いており、スキャンツールはこれらのコンピューターの異常をリサーチする道具なのである。異常は「故障コード」というカタチで教えてくれる。たとえば、エンジンのどのあたりの異常・・・という大まかな回答なので、それをメカニックは培ったスキルを発揮してテスターなどで追求していく。故障コードは、インパネに表示するケースもあるので、これを消去するときも、このスキャンツールが活躍する。
  ところが少し前までは、クルマの銘柄により同じスキャンツールが使えなかった事態であったが、ここ数年統一が図られ、スキャンツールがいっきに整備業界で大きな比重を占め始めた。しかもより使いやすく、ハンディなタイプも出てきた。50万円以上の多機能を供えたものから、10万円を切る小型バージョンまで登場している。なかには表示部を持たず、通信機能を持たせ、手元の携帯電話のモニターやパソコンの画面に情報を表示するタイプもある。一般ユーザーがこれを使うことはまずないが、とにかくイマドキの整備士はこれなしでは仕事できないということぐらい知っておいてもらいたい。なお、昭和メタルでは自動車解体業としては珍しく、今後商品によってはスキャンツールを使い動作確認をするなど、より高い信頼性を得ていく考えだという。

カーライフ大助かり知恵袋1

三菱自動自動車の光と影 知られざるスリーダイヤモンド物語 第15回

三菱のエンジン   この4G3系のエンジンに愛称「サターン」という名称を付け、1969年12月に発売する「コルト・ギャラン」(初代ギャラン)に搭載するのである。なぜエンジンに太陽系の第6惑星SATURN(土星)という奇妙な名称を付けたのか? かつて第二次世界大戦中に三菱重工業が製造していた空冷星型の航空機エンジンに付けた「金星(きんせい)」「火星(かせい)」などの名称にならい、乗用車エンジンにも「土星」を意味する「サターン」と付けたのである。
  初代ギャランは、この新型エンジンの高い評価とともに、ダイナウェッジと呼ばれる斬新なスタイルでユーザーを魅了し、大ヒット作となった。発売したその月の登録台数が6000台を超え、単独車種でセダンのみとしては記録的なものだった。ギャランはその後、何度もモデルチェンジを繰り返し、そのあいだにシグマというサブネームを使うなどして、のべ10回ちかくの全面改良がおこなわれ、現在「ギャラン・フォルティス」の名称で生き続けている。
  ランサーもスリーダイヤモンドの忘れがたいクルマである。ランサーといえば今では「ランエボ」つまりWRC(世界ラリー選手権)で大活躍のランサーエボリューションがすぐ頭にうかぶ。だが、もともとランサーというクルマはミニカとギャランのあいだを埋める5ナンバー車として1973年1月デビューしたものだ。初代ランサーは、4ドアセダンと2ドアセダンの2タイプで、エンジンはOHVの1200(愛称ネプチューン・エンジン)、SOHCの1400と1600(いずれもサターンエンジン)だった。

カーライフ大助かり知恵袋2

カーボンルーフの凄みを知る!

カーボンルーフ   よく知られるようにカーボンファイバー(炭素繊維樹脂)というのはレーシングカーのボディ素材の代名詞である。軽くて丈夫! だが価格がとんでもなく高い・・・という世界。
  そのカーボンファイバー(東レ製)をルーフ全体に採用したふつうのクルマが登場した。実は、ふつうのクルマではなく、スバルの「インプレッサWRX STItS」(車両価格472万5000円)というスポーツカー。面白いのは、このカーボンルーフにすることで、重量は通常の鉄板にくらべ半分の4kg。大きな声ではいえないがコストは大体3~4倍だという。クルマの上部が軽くなったので、重心高が約2ミリ下がり、スポーツカーの生命である、より気持ちのいいコーナリング性能を獲得したという。
  開発したエンジニアに聞くと、苦心したのは、ルーフは面が大きいのでいかに平滑にするということと、車体との接合に基本構造を変更せずにできたかだという。なぜ基本構造にこだわるかというと、専用設計だとコストがぐんと高くなるからだ。接合は数本のボルトと接着剤でおこなっている。このあたりのノウハウはスバルの航空機作り(ボーイング787など)を大いに参考にしたという。ちなみに787の中央翼は、同じ東レの素材を使ったカーボンファイバー製だという。軽量化はいまや地球規模での目標。こうした軽い素材が今後、コストダウンを目指し、ふつうのクルマにどんどん使われていくと見られる。

愛車メンテのプラスアルファ情報

プロユースのインパクト用ダブルジョイント

インパクト用ダブルジョイント   プロのメカニックの世界ではおなじみの工具を今回は紹介してみよう。エアインパクトツールである。インパクトソケットは、通常のハンドソケットに比べ機械の力で相手のボルトに対処するので、頑丈につくってある。硬度はハンドソケットの1割り増し。重量はハンドソケットの2割り増し。意外と知られていないが、寸法公差も規格寸法のタイトな領域に入れ、ボルトの角部との遊びを少なくし舐めにくくもしている。とにかく過酷な使用に耐える設計だ。
  今回取り上げるダブルジョイント(品番:14772-P)は、これまでにはなかったインパクトツールのアイテム。ジョイントを持たせると一般的には大きな力に弱くなるので、耐久性を高めるために、素材を吟味し構造を見直すなどさまざまな工夫を凝らしている。2ヶ所の稼動部を持つので、文字通りフレキシブルに対応でき、狭いところへのアクセス性能も従来のインパクトツールにくらべ格段に高まった。インパクトソケットが、ハンドソケットの使い勝手の良さを獲得したともいえる一品とも言える。黒色なのはリン酸皮膜処理という防錆処理を施しているため。このダブルジョイントは、重量が223gで価格が6780円。ソケットツール専門メーカーのKO-KEN製だ。https://www.koken-tool.co.jp/


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