みなさん!知ってますCAR?

2012年2 月15日 (水曜日)

TOP NEWS

テスラにEVの俊足SUV モデルXが2014年発売!

ステラ  東京の青山・外苑前に電気自動車のテスラモーターズのショールームがある。皮肉にも青山通りを挟んだレクサス店の真ん前だ。
  テスラモーターズとは、すでに世界で2000台以上を販売した、0→60マイル/h3.9秒のEVスポーツカー「テスラ・ロードスター」で世界中をあっといわせたシリコンバレー生まれの自動車メーカーだ。2010年6月に半世紀ぶりにアメリカの自動車メーカーとして株式公開を果たし、トヨタから5000万ドルの投資を引き出し、今年2012年にはトヨタと組んでRAV4のEV版を発売する予定だ。テスラは、GMとトヨタが所有していたカルフォルニアのフリーモント(サンフランシスコから南にクルマで約1時間)にある自動車工場を入手、ここでセダンのモデルSを作り始めている。こちらはグロ-バルで約6500台のオーダーを受けたという。
  このモデルSのプラットフォームを流用したミニバンというかSUVが2014年上旬に発売するという。そのプロトタイプ(写真)がLAにあるテスラのデザインスタジオでおこなわれた。その同時中継を青山のショールームで取材した。モデルX同様に車体の中央寄りにバッテリーやモーターなどのパワートレインをレイアウトすることで、リアだけでなくフードの下部にもトランク(これをフロントのトランクなので“フランク”とテスラでは呼んでいる)を備え、大人7人が快適に乗ることができる理想のSUVだ、と社長のイーロン・マスク氏が説明。「テクノロジーとデザインを大切にしている企業」というだけにファルコンタイプのウイングドアは、なかなか魅力的に写った。パフォーマンスは0→60マイル/hがわずか5秒以下で、デュアルモータータイプの4WD車も選択できるという。価格は未定だが、すでにインターネットでの注文を受けているようだ。納車は再来年の上旬だ。実は、アメリカにはこのテスラのほかにベンチャーEVメーカーは数社ある。型破りを嫌う日本では起こりえないベンチャー自動車メーカーが今後どう化けるか、目が離せない。

カーライフ大助かり知恵袋1

時代を画した7台の名車で語る自動車125年の歴史 第18回

初代プリウスのエンジンルーム  「G21プロジェクト」が誕生したのは、1995年。これはプリウス開発の中心になる各分野からの選抜チームで構成されたチーム。その年の東京モーターショーにはパラレルタイプのハイブリッド車「プリウス」を出品している。これを踏まえ、さらに未知な領域に踏み込んだ研究&開発が展開され、1997年(平成9年)10月に初代プリウスが誕生した。世界初の大量生産型ハイブリッド乗用車プリウスは、多くの課題を克服して量産にこぎつけたのだが、粘り強い技術開発と強いリーダーシップによる決断する勇気。エコロジーを求める時代の機運も後押しした。次の3つの技術的進化がその製鋼のカギを握ったといえる。それは・・・
  1.バッテリーの進化である。つまりニッケル水素バッテリーの開発による大幅な性能アップ。
  2.電子制御技術の進化。
  3.開発時のシミュレーション技術の向上。
  制御技術に注目したい。アクセルペダルの踏み込み量と車速から必要なエンジン出力を計算し、最適な燃費となるエンジン回転数を求める。同時に必要に応じてモーターでの駆動分担具合を算出。エンジン効率が悪い発進時などには、エンジンを使わずにモーターで走行する。バッテリーの充電状態を一定に保つために、蓄電量の低下時にはエンジン出力を上げ、発電し充電するなどいまのエコカーの技術の先取りだ。
  ところで、歴史を振り返ってみると面白い。現在では21世紀の乗り物として注目を集める電気自動車は、ガソリン車よりも早く19世紀の後期である1870年代から、つまり、いまから140年近く以前に欧米で製造・販売され、ハイブリット車も1900年代初頭に登場している。具体的には、VWやポルシェの基礎をつくったフェルデナンド・ポルシェが、1900年(明治33年)のパリ万国博覧会に電気自動車を出品。その後メルセデス製のエンジンを発電機としたシリーズ・ハイブリッド車の「ローナー・ポルシェ・ガソリン電気自動車」を製作している。
  エンジンとモーターを併用するパラレル・ハイブリッド車としては、アメリカで電気自動車の老舗メーカーであるウッズ車(デュアル・パワー・クーペ モデル44)が1917年に発売している。ただし、この世界初のハイブリッド量産車は、エンジンとモーターという2つの動力源の制御が初歩的で実用にいたらず、2年で生産を終えている。歴史とは行きつ戻りつしながら進むようだ。

カーライフ大助かり知恵袋2

EV用の充電器の課題とは?

EV充電器  電気自動車の普及の課題にはいろいろあるが、なかでも、1充電あたりの走行キロ数がいまのところせいぜい150キロ前後ということだ。エアコンやヒーターを使えば、この8掛け、あるいはそれ以下になるので、東京⇔横浜往復できるかどうか? ガソリンエンジン車は、週1回ガソリンスタンドに入り給油するとすればEVの場合は1~2日に一度ぐらい給電することになる。自宅はもちろん、行く先々での給電のチャンスも多くなる。
  つまり飛躍的に航続距離が伸びない限り、EVが普及するということは、街のあちこちに≪充電器≫が目に入る、そんな光景が出現するのではないだろうか。先日東京ビッグサイトで開かれたEV/HEV技術展を取材して、そんな思いを強くした。
  20社近い企業からEV用の充電設備のプレゼンテーションが展開されていた。業務用の急速充電設備から家庭用のコンパクトな充電器までいろいろだ。カタチでいえば、自立タイプ、壁面設置タイプ、柱固定タイプなどがあり、デザインや使い勝手を売り物にしているもの、なかにはクレジットカードやコインが使えるものまである。課題は盗難・盗電防止、感電防止、いたずら防止で、タイマー付きというのもある。充電器だけでも1冊の本が作れるほどありそうだ。

愛車メンテのプラスアルファ情報

ビット差し替え式スタビドライバー

マグドラ22  狭いところで活躍するスタビドライバーの決定版のような商品を見つけた。
  ドライバーの専門メーカーANEXから発売している≪マグドラ22≫がそれ。外寸が30ミリ×22ミリとコンパクトで、全長19ミリという超短なビット5個との組み合わせ。ビットは、よく使うプラス2番が2個、プラス1番1個、プラス3番1個、それにマイナスビット(6×19)。
  通常スタビドライバーは小さいのが身上ゆえグリップも小さく、これが逆にトルク伝達を妨げる結果に陥るケースが少なくない。その点、これは指がぴたっとフィットする形状のグリップで、トルク伝達性が高い。しかも、グリップの裏側にマグネットが内蔵されているので、ホワイトボードなどにピタリとくっつけることができ、紛失の心配がない。2面巾の精度もよく考えてあるらしくビットを交換する際も引っ掛かりがなくスムーズだ。ビットの2面幅は6.35ミリ(1/4インチ)なので、手持ちのビットも使える点も悪くない。価格はホームセンターで598円だった。ANEXのホームページは、https://www.anextool.co.jp/

2012年2 月 1日 (水曜日)

TOP NEWS

リッター40キロのアクアは買いか?

アクア  10・15モードでリッター40キロ、JC08モードでもオドロキの35.4km/lという燃費データで市場が強く反応。発売後あっという間に60万台以上の注文が殺到したトヨタのアクア。3ナンバーのプリウスではいささかお値段が高く敬遠していたが、燃費のいいハイブリッド車に乗り換えたと考えていたユーザーの心を掴んだようだ。実を言えば筆者も、13万キロをあとにしたファンカーゴを捨て、乗り換えようとかなり心が傾きかけていた。でも、クルマというのは乗ってみないとわからない。
  40分ほど試乗した。プリウスにあった電気式の小ぶりなシフトレバーが消え、ふつうのクルマのシフトレバーに変えられていた。21世紀型操作類に慣れないシニアや女性ユーザーのココロをつなぎとめるために工作だ。そんなことは、枝葉末節ごと。走安性、動力性、居住性はどうか? いずれもヴィッツやカローラと限りなく似たテイストといえばわかってもらえるだろうか? 及第点だ。これで燃費が従来車の約2倍となれば売れる道理だ。
  ところが筆者の場合そうはいかなかった。自動車を選択する場合、その人がどんな使い方をするかが大きなポイント。荷物をたくさん積みたい。ときには自転車を載せたい。そうなると1445ミリという全高は、いくら空気抵抗係数Cd値が0.28といっても、ブタに真珠? ふだん背の高いハイトワゴンのユーザーには疑問符が付く。となると、前回のN BOXと抱き合わせで買うしかない!? せっかく燃費のいいアクアを手に入れるために、軽自動車を余計に買うという矛盾にぶつかる! まさに袋小路だ。クルマはやはり1台ですべて間に合わせようとすることに無理がある。クルマ選びというのは本当に難しい。

カーライフ大助かり知恵袋1

時代を画した7台の名車で語る自動車125年の歴史 第17回

プリウス初期型  いよいよ、現代に近づいた。現代を代表するクルマといえば、急速に進化した電子制御テクノロジーが後押しして完成した“ハイブリッドカー”である。
  昨年3月時点で、トヨタのハイブリッド車が累計販売台数300万台を超えている。むろんこれはプリウスが大きな牽引力になっていることは言うまでもない。世界44カ国で販売されている世界初のハイブリッド・プリウスの誕生は時代背景なしには語ることができない。
  話はいまから27年ほど前に遡る。クルマから離れ、少し当時の経済状況をおさらいしてみよう。1985年(昭和60年)の先進5カ国蔵相会議がニューヨークにあるプラザホテルで開かれた。課題は、米国の大幅な貿易赤字の解消だった。プラザ合意と呼ばれる取り決めがおこなわれ、アメリカの貿易赤字を解消するため。為替レートはそれまでの1ドル=235円から、1年後には120円までに下落した。その結果、円高になり日本の輸出産業は大打撃を受けるのだが、政府の低金利政策もあり日本経済は一時的に回復した。
  為替によるリスクを嫌った投資資金が日本国内に流れ込み土地や株を買占め、急激に価格を上げていった。こうして出現したのは1980年代末から起きたのが、見かけ上の好景気ともいえるバブル経済である。ところが、1990年には地価が急暴落し、連鎖的に株価が下がり不況となる。1991~1992年には日本自動車業界にも販売台数の前年割れの影響が出て、それまでもてはやされていた高級車市場が縮小し、逆に軽自動車やコンパクトカーのシェアが増加した。しかも円高で輸出での利益が薄くなる状況となり、自動車メーカー各社は原価低減に走り始める。
  そんななかに「このままではエンジニアの夢がなくなる!」という危機感を強く感じた技術役員がトヨタにはいた。「まったく新しい設計で理想に近いクルマを作ろうではないか!」そんな機運が高まり「G21プロジェクト」がスタートしたという。これが初代プリウス誕生のそもそものきっかけだ。実は、それ以前からトヨタではハイブリッド車テクノロジーへの研究をしていた。43年前の1969年に、ガスタービン・エンジンとシリーズ・ハイブリッドの組み合わせで開発がおこなわれ、1971年の東京モーターショーには「トヨタS800シリーズ・ハイブリッド」が参考出品されている。それ以降も、アメリカのカリフォルニア州で低公害車を義務付ける法案が出され、省エネルギーの動きにあわせ開発は続いていたという。

カーライフ大助かり知恵袋2

20万キロメンテフリーのスパークプラグ登場!

アクアのサービス情報  かれこれ20年ほどになるだろうか? それまで走行2万~3万キロで交換していたスパークプラグが、10万キロメンテナンスフリーになったのは。貴金属の白金が電極部に採用されてからである。ところが、ここにきてNGKあたりから「白金、イリジウムプラグでも必ずしも10万キロまで持ちません」というキャンペーンの声が聞こえてきた。よく聞くと「トヨタの啓蒙活動で10万キロ伝説が広がったが、確かの両電極とも貴金属なら10万キロですが、片側だけの場合、通常のプラグ同様2万キロを目安に交換してもらいたい」というのだ。
  寝耳に水とはこのことだ。
  ところがアクアの試乗会でエンジンフード裏の「エンジンサービス情報」のステッカー(写真)を見てたまげた。“イリジウムプラグ交換 20万キロごと〔点検不要〕”と明記されているのだ。欧米ならいざ知らず、20万キロまで使う乗用車などごく限られている。つまり一生モノだという意味だ。NGKのいう2万キロ寿命のちょうど10倍! プラグメーカーの思惑と自動車メーカーの狙いがこれほどずれていることを如実に示した現象はあまりない。なんだか楽屋裏での綱引きがおこなわれているようだ。本当のところ、どっち!? 今後プラグの寿命に目が離せない。

愛車メンテのプラスアルファ情報

使えるか? 1480円の「自在じょうご」

自在じょうご  「じょうご」という道具をご存知だろうか?
  口の小さい容器に液体を入れるときに活躍する道具で、円錐状の上部の底が筒状になっている薄板金属の製品。漢字で「漏斗」と書くだけに「ろうと」とも呼ばれる。昔は酒屋や万屋で樽から一升瓶に酒や醤油を注入するときに必要不可欠な道具で、昭和の家庭の台所には必ずあった。クルマの整備では、今でもオイルジョッキがないときフィラー口からエンジンオイルを注入するときにこれを使う。バイクのミッションオイル注入口はタイトなので金属製のじょうごを少し変形させて使ったものだ。
  写真の「自在じょうご」は、外寸170×370ミリ、厚みが2.4ミリ。指で触るとやや柔らかく、文字通り自在に形を変えられる。材料は耐油ゴム(NBR)にアルミを混ぜ合わせたものだという。クルクル巻いて、円錐形にして、オイルを入れるときに使ったり、廃油を4リッター缶に移し替えるときにも使えそうだ。金属製のじょうごは、カタチが変なので収納に苦労させられるが、こちらは、クルクルと巻物状に巻けば、工具箱の隅に収納できる。使用後はもちろんウエスでふき取ればいい。平たくできるので拭き取り作業もしやすい。重量は210gなので300ページほどの文庫本ほど。価格は、1480円とリーズナブル。ストレート製だ。https://www.straight.co.jp/


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