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2019年12 月 1日 (日曜日)

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ガスタービンとPHVの組み合わせの三菱コンセプトカーとは?

三菱・MI-TECコンセプト  2年に一度の東京モーターショーを振り返ると、驚きの発見に出会う。
  意外にスルーしそうになったのが三菱自動車である。長い販売上の低迷とルノー・日産の傘下に入ったことで、このところ元気のなかった三菱。ところが、アッと驚くSUVのコンセプトカーをお披露目していたのだ。
  「三菱MI-TECHコンセプト」がそれ。
  まるで大きな鑿(のみ)で外観を造形したような、見るからにざっくりした荒削りのデザイン。台形の4つのホイールを制御するのは、それぞれの4つのモーター。三菱がアウトランダーPHVで長年培ってきたハイテク技術と車輪制御技術を投入。光センサーを用いたセンシング技術で、フロントウインドウに情報を表示する近未来世界。ブレーキキャリパーを電動化することで、車両姿勢の安定化を高める・・・・。これだけでもハイテクのてんこ盛りだ。
  このコンセプトカーのとりわけ大注目なのは、従来のレシプロエンジンを補助エンジンとして使うのではなく、タービンジェット・エンジンを採用している点だ。
  タービンエンジンは、ヘリコプターをはじめ航空機では広く使われるエンジンだ。燃料を燃やして生み出す高温のガスでタービンを回転させる内燃機関。安い軽油だけでなく、燃料の自由度(雑食性)が高い。冷却水不要ということもあり軽量コンパクト。でも、耐熱性の優れた素材が必要なのでコスト高。しかも回転数を緻密に制御することが難しく、停止時と低速時に燃費が悪い。だから、低回転時はEVでまかなうというイメージかもしれない。
  1960年ごろから各自動車メーカーはガスタービン車の研究をしてはいるが、量産車での成功例はゼロに等しい。クライスラー、ボルボ、GMなどがこれまで世界のモーターショーでコンセプトカーをお披露目している。70年代トヨタもガスタービン車を東京MSでお披露目してはいるが、量産化の気配はない。
  となると、“窮鼠猫を噛む”はたまた“破れかぶれの新技術のパフォーマンス!?” そんな皮肉な見方をする向きもあるかもしれないが、三菱自動車の底力が垣間見える。近い将来の新型パジェロの原型かもしれない。そう好意的に受け取ったほうが、世の中面白いと思う。

カーライフ大助かり知恵袋1

知られざるダイハツの歴史―国産エンジン開発の情熱から始まった!(19回)

ミゼット 115P_DKA型カタログ  いよいよ、昭和の自動車史を飾ったミゼットの話題だ。
  昭和33年に登場し約15年間のロングセラー、ダイハツ史上空前絶後のミゼットである。昭和を語るうえで、卓袱台、ブラウン管式のTVとともに欠かせない“昭和のアイコン”となっている愛すべきダイハツ・ミゼット。発売初期にはわずか月500台に過ぎなかった軽3輪ミゼットが、ピーク時には月産8500台をマークしたのか? この謎を解くには、当時の世相を観察しなければならない。それでも累計台数は30数万台と意外と少ない。
  昭和20年代後半、オート3輪市場は、円熟期を迎えていた。ユーザーの要望と好みに合わせて、車種は多様化し、サイズは大型化。その結果価格が4輪自動車に近づき、オート3輪が持つ本来の魅力が薄れていった。いっぽう、オートバイがそのころ(つい先ごろ世界累計1億台を超えたホンダのカブ号のデビューは昭和27年である)。バイクはオート3輪の下のクラスの運搬手段として人気を博したのである。でも、バイクで運べる荷物の重さはせいぜい50~60㎏程度。
  この結果、4輪自動車化するオート3輪と、運搬能力に限界のあるオートバイのあいだに潜在的な需要が生まれていたといえる。この間隙にジャストフィットしたのが、まさにダイハツ・ミゼットというわけだ。ミゼットとは英語のMIDGET、超小型の意味である。いわばニッチ商品だともいえた。

カーライフ大助かり知恵袋2

ウサイン・ボルトが開発に参加した電動キックボード

電動キックボード  「いまLAでは電動キックボードがシェアリングサービスの筆頭乗り物です!」
  なんて聞くと、流行に敏感なLAならさもありなんと思っちゃう。“ファースト&ラスト1マイルの乗り物”というのが、このところの自動車業界の新語である。駅から自宅まで、あるいは駅からオフィスまでを環境負荷をできるだけかけずにスマートに移動したい! “ファースト&ラスト1マイル“にはそんな気分が込められている。そのナンバーワン候補のビークルが、電動キックボードというコントのようだ。
  じつは、今秋の東京MSでも、オープンロードで、この手の次世代モビリティに試乗できた。うち1台に乗ってみたのだが、悪くない感じだ。自転車ともバイクとも違う、新感覚のモビリティ!? ますます意味不明ですよね。歩くほどの速度で、ゆったり移動できる乗り物なのである。
  今回取り上げるのは、最高時速24キロ(速度制限可能だが)というからかなり早くも走れる電動のキックボード。キックボードなので、スタート時にはエイとばかり地面を蹴ってある程度(時速4キロ以上)の速度に乗らないとモーターが作動しない。だから少しコツがいる。でも慣れると、あとはスイスイとアクセルONである。本体重量も30㎏少しなので、自転車の2倍ほど。15度の坂道ならストレスなく走れるというから横浜でも使えそうだ。航続距離は40~55㎞だという。
  この電動キックボード、なぜか世界最速ランナーのウサイン・ボルト(33歳:写真)が開発に携わり、グローバル・ブランド・アンバサダーとして登場している。

愛車メンテのプラスアルファ情報

KO-KENの差替え式ナットグリップ・ソケットドライバー

KO-KEN差替えドライバー  エンジンルーム内での作業で、取り外した、あるいはこれから取り付けようとするボルトやナットが、工具の先端からポロリと外れ、落下する・・・・そんな体験はできるだけ避けたいものだ。とくに下向きになると、当然ながら落下の危険が伴う。
  そこで、この工具が重宝する。「ナットグリップ・ソケットドライバー」である。6角の開口部に、2つのスチールボールとスプリングが仕込まれていて、ボルトやナットの6角部をカチッとホールドしてくれる。軸自体が差替え可能なので、サイズにより取り換えができる。差替え式ドライバーにありがちな軸度グリップのガタはほとんど感じない。グリップのホールド感もすでに定番になった。
  サイズは7,8,10,12ミリの4サイズ。6ミリではなく、7ミリというあまり見かけないサイズが気に入らないが、使い勝手は悪くない。せっかくなら、ヘキサゴンレンチでも作ってもらいたいものだが、いまのところない。

★読者プレゼント

プレゼントコーナー  このほど、小説『クルマとバイク、そして僕』(筆者・広田民郎)ができました。
  内容は、70~80年代の自動車雑誌編集部員の青春迷走物語で個性あふれる男たちが登場します。文庫本、311ページ、価格800円(税別)です。AMAZONなどのサイトでも購入可能です。クルマやバイクに興味のない方にも面白く読める本にしています。
  この小説を5名様にプレゼントします。①お名前、②ご住所、③ブログ記事の感想などを添えて、下記のアドレスに応募ください!! 締め切りは、すこし延長して12月末とします。発表は発送をもって代えさせてもらいます。
thirota2020@gmail.com


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