東日製作所をご存知だろうか?大森にある世界的なブランドをと大きなシャエアを持つトルクレンチメーカーである。
ここの窓口のIさんにインタビューしたところ、ご自分でも愛車のCX-3をメンテナンスしているということもあり、個人持ちのツールボックスを拝見することになった。そのツールボックスを拝見して驚いた。ハンドツールの中心となるソケット自体はサイズごとにレールにきちんとそろっているのだが、肝心のラチェットハンドルの姿が見えない。そのかわりの2本のプリセット型のトルクレンチが納まっていた。5~40Nmと30~140Nmの守備範囲を持つトルクレンチが2本。もちろん東日製である。
Iさんがおこなった最近おこなった愛車のチューニングもユニークだ。荒れた路面でフロアが振動するのを気にして、できるかぎりフロア全面に遮音材などを施したことだというのだ。シートを外し、フロアカーペットを取り外し、ネットで手に入れた遮音シートを貼り付けた。さらにタイヤハウスのインナーフェンダーまで外し、遮音ケミカルを塗りたくったという。総額6万円ほどだったという。トルクレンチをラチェットハンドル替わりに使うのは、頭の中では考えたことがあるが、実際おこなっているヒトに遭遇したのは初めて。長すぎて邪魔になることもある?本人に曰く、まったく不都合はない、という。