ハイブリッドカーは、オルタネーターやパワステポンプが付かない、つまり電動パワステそろそろ梅雨時だ。
ワイパーブレードという存在は、晴れていると何の役にも立たないが、雨の日はこれがないとクルマを走らせられない、そんな大きな存在。だから、いざ使おうとすると、拭きムラが出たり、ゴムが切れていたりして、慌てふためくことがある・・・・。
ちかごろのクルマのワイパーブレードは、空力を考えたフラットブレードである。従来のトーナメントタイプに比べると、金属部がごく少なく高さが低く、軽いので、実にスマートだ。それに高速走行での浮き上がりを抑制する、という機能上のアドバンテージもある。
従来タイプを簡単にこの新タイプのフラットブレードに換えられるタイプが登場した。商品名『バウアーブレード』。バウアーって例ののけぞるスタイルなんだろうが、見るからにスマート。650ミリタイプで、45%も軽量化されたという。
しかも、このブレードのすごいのは、撥水(はっすい)効果があるシリコンラバーで、高付加価値タイプ。ふつう、中国製がはびこる自動車部品の世界だが、どっこい、これは純日本製だ。ガラスに押し付ける効果のあるゴム内部の金属バネのクオリティが日本製にはかなわないという背景があるという。
価格も通常1万円前後するところ、これは左右2本で6000円ほどだという。しかも内部のゴムだけを交換する(価格は1000円以下)こともできるので、とても経済的。純正品のように専用品ではなく、汎用替えゴムが使える。発売元は、タイヤショップショウワの吉川店(電話048-981-6946)と越ケ谷店(電話048-970-0505)。
いざというとき困らないように、左右2本をスペアとして、トランクに忍ばせておくことをお勧めするね。