みなさん!知ってますCAR?

2018年11 月 1日 (木曜日)

ユニバーサルジョイントのダブルで「ダブルジョイント」!

KO-KENダブルジョイント  「工具」という製品は、それだけ見ると“謎の物体”に見えるときがある。
  ソケットツールの老舗メーカーKO-KENの「ダブルジョイント」も、遠くから見ると「光り輝く芋虫!」に見えなくはない。
  製品名の「ダブルジョイント」もなんだか真新しい。でも、よくみると、わかる! ソケットツールはそもそも単独では使うことはなく、つなぎ合わせて初めて他の工具にはないパフォーマンスを発揮する。ラチェットハンドルなど、まさにそれだ。≪奥まったところにあるボルト、それも少しまっすぐに見えるところではなく、横にずれているボルトやナット≫を脱着するとき、便利なのがユニバーサルジョイントだ。エクステンションバーとソケットのあいだに付けて使う。
  ところが、普通のユニバーサルジョイントだと、曲がり具合が不足して目的にボルトの頭に行きつかないときがある。曲がり角度がだいたい25度しかないからだ。
  そこで、ユニバーサルジョイントを2個付け(関節が2つ!)、曲がり具合をより深くすることで、ようやくアクセスできた! そんなシチュエーションもある。そこで、いっそのことダブルのユニバーサルジョイントがあってもいい! そんなコンセプトで製品化したというのが、「ダブルジョイント」。写真は差し込み角1/4(価格4100円)と3/8インチ(価格4580円)だが、1/2インチも登場しているようだ。カタログデータだと、通常の25度→50度になる。値段がそれなりだけあり、6面体のボールジョイントの関節はスムーズに動いてくれる。

2018年10 月15日 (月曜日)

手のひらに収まる3/8スタビ・ラチェットハンドル!

スタビラチェット台湾製  このところ台湾ツールに驚いたり、感心したりしているが、今回もメイド・イン・台湾ツールである。
   使用頻度の高い3/8インチのスタビ・ラチェットハンドルだ。
ハンドルという名称を付けるのが気の引けるほど、ハンドル部は小さい。全長わずか100㎜。通常のタイプが180㎜前後なので、約半分の長さ。文字通り、手のひらにすっぽり収まるコンパクトさである。
  ということは、手首のスナップを利かせて、早回しするのにじつに具合のいい大きさである。ハンドルエンド部を少し膨らませているのも、理にかなう。
  逆に言えば、ショートのハンドルということは、大きなトルクを掛けることはできない。そこで、たとえばパイプを延長して使う、なんてことは、「ご法度!」と但し書きがしてある。
  手にした時のフィールは、表面加工で、悪くないが、小ぶりでもずしりと重い感じ。重量は、全長のわりには129gと通常の約6掛けの重さである。肝心のラチェットフィールはどうか? これは悪くないのである。心地よい。72ギアもあるからうなずける。
  ただし、切り換えレバーはやや引っ掛かりがあるのが玉にキズ。プッシュボタン式だが、そのプッシュボタンの操作力も軽くもなし、重くもなしでマル。ボタン自体も一回りデカくして、好感が持てる。ただし、こうした構造上、エクステンションバーやソケットを取り付けた時のジョイント部の遊びはやや大きい。あえて点数を付けるとしたら? 価格も1,229円とバカ安なのを考慮して、百点満点中85点だ。
  発売元は三木市の「藤原産業」(℡0794-86-8200)

読者プレゼント

★★★プレゼントのお知らせ★★★

このほど新著『ツウになる! バスの教本』(秀和システム 税抜き価格2,000円)を上梓いたしました。
  路線バス、観光バス、高速バス、マイクロバスなどバスとその周辺を余すところなく、5か月にわたり取材しまくり、書き上げました! これを5名にプレゼントします!  「こしがやFM」の月曜17時からの番組『タミーの自動車のここが知りたい!』、そしてこのブログ『知ってますCAR?』の感想またはご意見をひとこと(ふたこと三言でもOK!)書き添えてお応募してください。
  応募先は、昭和メタルのHP内にある「お問い合わせ」からお名前、生年月日、メールアドレス、それにお問い合わせ内容に、「バスの本を希望」それに「タミーの放送とこのブログの感想を一言」を添えて、お送りください。
  締め切りは、10月末日。当選は発送をもって替えさせていただきます。

2018年10 月 1日 (月曜日)

なんとギア数が100の板ラチェット!

メカレンチ1

メカレンチ2

  ホームセンターの工具売り場に立つと、アイテムの半分以上が台湾製の工具が席巻している気配だ。
少し前まで「安くて、なかなか使える台湾ツール」という位置付けだったのが、「えっ、この手があったのか? おぬしなかなかの使い手じゃのう!」小さな声で、思わず感嘆の声を上げたくなる工具も珍しくなくなった。
  今回取り上げる「メカレンチMWF-12」もそうだ。(12というのは12ミリというサイズを示す)
  いっけんラチェット機構を組み込んだフレキシブルメガネ部とスパナのコンビレンチの発展型ツールと思うが、≪いやいやそんな単純なものでない!≫のだ。メガネ側のラチェット部は、なんと100ギアの細かいギアを内蔵させ、スパナ部には、相手の6角部をしっかりとらえる滑り止めのギザギザを設けているのである。一言でいうと「意欲作の板ラチェットレンチ」。しかも、表面は細やかな梨地仕上げで、柄には電印印刷と呼ばれる新しい表示方法を採用していて、サイズ表示も見やすい。
  ギア数100のメガネ部は使ってみると、実にスムーズで心地いい。右回転と左回転は、工具自体をひっくり返すことでおこなう。ここの厚みが9㎜あるが、まぁこんなものだろう。それよりもスパナ部のギザギザは、秀逸だ。滑りやすい! という前提があるので、スパナでボルトを締め込む人は少ないが、ラチェットレンチなどが使えないタイトなところで、早回しする際にはスパナが重宝する。ノンスリップ機構を持つスパナでこれをやると、確かなフィールを得ながら作業ができる。ぜひ、この感覚を味わってほしいと思う。
  発売元は三木市の「イチネンミツトモ」(℡0794-84-1630)。購入価格は、2,290円とややお高い。

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  路線バス、観光バス、高速バス、マイクロバスなどバスとその周辺を余すところなく、5か月にわたり取材しまくり、書き上げました! これを5名にプレゼントします!  「こしがやFM」の月曜17時からの番組『タミーの自動車のここが知りたい!』、そしてこのブログ『知ってますCAR?』の感想またはご意見をひとこと(ふたこと三言でもOK!)書き添えてお応募してください。
  応募先は、昭和メタルのHP内にある「お問い合わせ」からお名前、生年月日、メールアドレス、それにお問い合わせ内容に、「バスの本を希望」それに「タミーの放送とこのブログの感想を一言」を添えて、お送りください。
  締め切りは、10月末日。当選は発送をもって替えさせていただきます。

2018年9 月15日 (土曜日)

パーフェクトドライバー2の完成度は?

パーフェクトドライバー1

パーフェクトドライバー2

  「いや~っ、ドライバーもここまできたのか!」
  思わず嘆息せざるを得ない。ドライバーのなかでは一番、使用頻度の高い2番のプラスドライバーである。
  いわく「軸が4角断面、作業台の上で転がりづらい7角形の樹脂製グリップ、つぶれたネジが外せる先端部、カムアウトしづらいギザギザ付きの先端部」。
  ラーメンでいえば、味付け卵、海苔、メンマ、チャーシューなどトッピングをフルに載せた感じ。
  あまりに多機能なので、わかりづらいかもしれない。なかでも、一番のウリは「つぶれたネジに対して、あらかじめハンマーを使い打撃を加え、頭の溝に食い込ませ、緩めることができる!」というものだ。しかも、ノーマルでの使用で、ドライバーは押して回さないとカムアウトといって、工具がそとに外れ、ネジの頭を痛めがち。このカムアウト現象を極力抑えるために、先端部にギザギザ加工を施しているのだ。
  モノづくりの世界から見ると、どういう手段で、このギザギザをつくりえたのか?
  ギザギザのピッチが細かすぎ(4mm幅に7つギザギザがある!)なので、通常、金型でこのギザをつくるのは困難。でも、ルーペでのぞくと、後加工でつくったとは思えない!? 
  しかも価格が649円ということからも、そんな手間はかけられない! となると、金型で、ギザギザ形状を作った、と推理するするしかない。台湾工具、ますます恐るべしである! ちなみに重量130gは2番の貫通ドライバーとしては平均的な重さ。
  販売は、三木市の藤原産業(℡0794-86-8200)である。

2018年9 月 1日 (土曜日)

わずか127gしかない! 軽いプライヤー

軽プラ1

軽プラ2

  ハンドツールのなかで、いわば「見捨てられたアイテム」というのがあるとすれば、プライヤーをイの一番に挙げる人が多いハズ。
  いまでは、クルマを購入しても車載工具が付いてこない(あってもオプションで高いものがあるが)。ところが、10数年前まで、いかにも粗削りなプライヤーがオマケで付いてきた。バラせたので、タイヤレバーとして使ったものだ。
  「モノを掴む」という作業だけなら、このオマケのプライヤーでなんとか作業が完了した。そのため、とくにプライヤーに力点を置いた整備士さん(サンデーメカニックも!)はごく稀だった。ということは、逆に言えばプライヤーに関しては「思考停止!」であり、まるで空気のような感じで、オマケのプライヤーに甘んじていたのである。大げさに言えば、この感覚は四半世紀以上、整備に携わる人を蝕んできた! といえなくはない。
  そうした目で、IPS(五十嵐プライヤー)の「軽プラ」(商品名。軽いプライヤーからの命名らしい。型式名はLPL-165)を見ると、なかなかに意欲的だ。
  ブリスター(パッケージ)が主張するように、従来のプライヤーの25%軽量化されている。手に持つとなるほど軽さを感じる。これなら、バイクのツーリングのお供にもってこいだ。数か月前取り上げたKTCのPJ-150(価格1229円)に比べ、33%も軽い。しかもアゴ部の形状に工夫を凝らし、ナットなどをしっかりつかむスタイル。遊びも比較的少ない。ピボット部の出っ張りもなく、その点では使い勝手も悪くない。
  ただ、惜しむらくはグリップと金属の肌仕上げ。ショボいグリップと粗っぽい梨地仕上げは、いずれも“昭和の工具”をホーフツとさせる。愛着を感じさせるには程遠い工具といわざるを得ない。
  それで価格が、1490円とやや高い。KTCより200円近く高プライスを付けている。狙いはいいのに残念だ。

2018年8 月15日 (水曜日)

わずか460gの軽量空気入れ「リチャージャブル・インフレーター」

空気入れ1

空気入れ2

  いまさら耳にタコだが、タイヤのエア圧管理は、燃費、乗り心地、タイヤの偏摩耗対策、操安性などクルマを快適に走らせるうえで、最重要のメンテナンス項目だ。
  たいていは、SS(ガソリンスタンド)に立ち寄ったついでにエアチェックするのだが、ときには自宅、あるいは出先で、タイヤに空気を充填しなくちゃ! というシチュエーションも起きる。そこで、トランクにフットポンプ、手動ポンプ、あるいは電動ポンプなどを備え、対応するというのがこれまでの選択肢。
  今回取り上げるのは、リチウムイオンを内蔵した新手の「電動インフレーター」である。小型の水筒形状をしたステンレス製本体。重さ460g。リチウムイオンが内蔵され、内部のコンプレッサーを駆動させエアの充填をおこなうというものだ。巨大スーパーマーケットCOSTCOにて、税込み3、898円で手に入れた製品だ。
  使う前に、内部のリチウムイオンを充電する。家庭用AC100V、自動車の12Vどちらの充電器も付属しているので親切だ。説明書にはフル充電の目安は1.5時間とあるが、あらかじめ充電していたのか、10分ほどで完了。さっそく使ってみたところ、いろいろなことが判明した。
  いい点はとにかく軽いのがいい。これならオフロードのツーリングにも持参できる。軽量でコンパクトなリチウムイオンの進化のおかげである。
  能力も乗用車のタイヤ1本分をゼロから規定空気圧近くまでエアを入れられそうだ。バイクのタイヤなら楽々だ。いかがなものかと指摘したいのは、電源ボタンを押すたびに、空気圧の表示がkpaからスタートしてPSI、BAR,㎏/c㎡と変化するのだが、その液晶文字が小さすぎてルーペでないとわからないほど。あらかじめ規定値をセットして、規定空気圧になると自動で重点が止まるのはとてもいい。決定的に×(バツ)なのは、肝心のエアチューブの先端をタイヤのバルブにジョイントさせようとしても、やや心もとない。というのは、エアチューブの先端が短すぎて、タイヤのバルブにスムーズにジョイントできないからだ。
  百点満点で、点数をつけるとなると、55点ぐらい。暗がりでも作業ができる触れ込みのLEDランプの付属などいらないから、エアチューブ先端部を早急に改良すべきだ。…‥といっても中国製なので、そんな声は届きそうにない!?

2018年8 月 1日 (水曜日)

全長175㎜の小型ウォーターポンププライヤー

小型Wポンププライヤー

Wポンププライヤーアゴ部

  ウォーターポンププライヤーといえば、だいたい全長250ミリ程度である。
  これはこれで重宝するのだが、実は、手のひらサイズの小型のウォーターポンププライヤーがあればいいな! という思いはサンデーメカニックの読者は、一度ならず2度3度はあったはず。
  とくに、出先で、たとえばバイクの林道ツーリングなどだ。身に付ける工具が限られる場合、コンパクトなプライヤー、できれば使いやすく強力なタイプがあれば、鬼に金棒なのだが……と夢想することがあるはず。
  今回ホームセンターで見つけてきた「ストロング・ウォーターポンププライヤーSWP-175S-H」は、ズバリこの期待に応えられる工具と思われる。
  全長175ミリは、ほぼ手のひらを伸ばした長さ、重量はわずか203gと比較的軽い。
  驚くべきは、ダイヤ型と呼ばれるアゴ形状だ。相手を3点で掴むので、滑るようなことは少ないと思われる。しかも、3枚合わせなので、力いっぱいつかんでも、ぐにゅっと横に力は逃げない。安定して、強力に食いつく感じだ。
  アピールポイントはまだある。アゴ幅調整は6段階のボックスジョイントで、不意にアゴがずれる心配もない。最大口開き33ミリに不足なしだ。
  グリップは、シンプルな赤色の樹脂でコート。メイド・イン・チャイナではあるが、「おぬしなかなか腕が立つぞ!」そんな声をかけたくなる工具である。高いクオリティのわりに、価格は、998円とかなりリーズナブルである。
  扱いは、藤原産業(株)(電話0794-86-8200)。

2018年7 月15日 (日曜日)

サンフラッグの「ピカエモン」

ピカエモン1

ピカエモン3

 

  関東から見ると、好き嫌いはあろうが大阪人の心根の奥にはユーモアが根付いている。
  工具に、そもそも「ピカエモン」と命名しているのである。人気キャラクターの「ピカチュウ」と「ホリエモン」を足して2で割ったネーミングである。「ホリエモン」とは言うまでもなく、先日ロケット打ち上げに失敗するも、クラウドファウンディングや月額制のオンラインサロンで稼ぎまくる実業家兼タレントの堀江貴文氏。
  なぜ、「ピカエモン」といういささか怪しげで、軽いノリのネーミングにしたかというと……以下は半分関西人である筆者の推理だが、“ピカっとLEDのランプが光り、暗がりでも、ばっちり相手のねじの頭が見える、そんな「エエモン」(大阪弁で良きモノ、のこと)”ということではないだろうか。(ここまで考えて、ホリエモンは直接関係ないことが判明する!)
  発売元は、ドライバーの老舗の大阪東成区にある㈱新亀製作所である。ブランド名が「サンフラッグ」である。一度伺ったことがあるが、たしかに老舗だが、どこか面白みのある工具屋さんだ(だいたい定まった工具であるドライバーをつくっていること自体に可笑しみがある!)。
  本体重量はわずか5g、内部にボタン電池(LR41)3個が内蔵され、スイッチひとつで遠くを的確に照らし出すことができる。ドライバーやヘキサゴンレンチの軸に取り付けられるので、便利ということだ。ただし、写真にもあるように太い軸には取り付けられない。でも、工具に取り付けなくても、手持ちで懐中電灯のめっちゃ小型版と思えば、なかなかイケてる製品だと理解できた。なにしろ全長37㎜の親指サイズなのだ。ちなみに、この電池の基本寿命は約10時間ほどだが、プラス00番の精密ドライバーを使い2本のビスを緩め樹脂ケースを取り外せば、簡単に電池交換ができる。価格はホームセンターで480円。480円でここまで妄想の翼が広げられる。悪い買い物ではなかった!

2018年7 月 1日 (日曜日)

メイドイン・ジャパンの超ロングプライヤー

ハイパーロングプライヤ  クルマの整備をしていると、ときどき奥のほうにある部品をつかんだりひねったりする作業の必要性が出てくる。通常のプライヤーでは、短すぎるし、ラジオペンチタイプだと短すぎるだけでなく、先端部の剛性が不足してしっかりつかめない。
  そんな時に抜群の使い方ができるのが、超ロングプライヤーの「ハイパーロングプライヤー」である。329gと片手で長く持つとバランスが悪いこともあり腕が疲れる感じになる。これが玉にキズ。だが、全長が実測で290ミリ、相手を捕まえる上下のあごもしっかりしていて頼もしい。ピボット部のガタも、ごくありがちだが、少なめに詰めているのも好ましい。
  先端部がまるでワニの口のように、ギザギザがつけられ、咥えたら二度と離さない感じで捕まえられる。メッキ部品やプラスチックを掴むときは、傷つけやすいので、ウエスをかますなどの工夫が必要だ。口開きは、2段階で最大25ミリほどまで。
  はじめに言ったとおり、やや重いのが難点だが、軸をさらに肉抜きするなどの工夫をすれば、20%ほどは軽くできるのに惜しい。メイドイン ジャパンゆえか、ホームセンターでの購入価格1705円。リーズナブルといえる。製造元は、(株)五十嵐プライヤーhttp://www.ips-tool.co.jp/

2018年6 月15日 (金曜日)

夜間の作業で使えそうなLED式ヘッドランプ

ヘッドランプLED  会員制の米国式大型スーパーマーケットCOSTCOに足を運ぶと、面白い商品にぶち当たることがる。
  LEDタイプの乾電池式ヘッドランプを見つけた。ブリスター内の説明書を読むとカナダのトロントにあるGMCという企業の製品で、中国製とある。価格は、単4電池9本付きで、3セット1080円だった。1個当たり、360円のバカ安。
  「安いだけに、期待できないかな?」と思いきや、使ってみると、なかなかよくできている。
  3本の電池が入るのは、LEDランプの背後で、電池の挿入口には、しっかりパッキンが装着され、防水を確保している。LEDの光源(バルブというと変かな)は上から3,4,3の計10個で、ハチの巣のようなハニカム形状になっている。
  スイッチを入れると、真ん中の4つのLEDが点灯し、さらにスイッチを押すと10個全部のLEDが点灯して、一番明るくなる。次にもう一度スイッチを押すと、全体が点滅するモードとなる。つまり、≪弱・強・点滅≫の3つのパターンを演出できるのだ。ライトの角度も上下無段階に変えられ便利だ。
  ソフトな肌触りの上等な30ミリ幅のゴムバンド。頭にかぶっても、圧迫感が少ない。これなら、夜間の整備などに使えそうだ。重量は、1個当たり(電池込みで)98gである。

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