みなさん!知ってますCAR?

2017年10 月15日 (日曜日)

ベッセルの完成度の高い貫通ドライバー

ベッセルの貫通  ドライバーメーカーの老舗であるベッセルは、家庭向けのときどき疑問を付けたくなる製品を世に出すものの、プロ向けの製品には、他メーカーの追従を許さない製品をリリースして、筆者をうならせる。
  貫通ドライバー「S-930」も、そのひとつ。
  まず、手に持った時の剛性感が高く、ずしりと重い。一番使用頻度の高いプラス2番だが、全長216ミリは、ごくごく標準的だが、重量が160グラムは、重い部類。かつて、内外のプラス2番の貫通タイプのドライバー10数本をそろえ横一列に、比較したことがあるが、その時のデータを横に置いてくらべてみると、このS-930が一番重いのだ。軽いのになると110グラム台で、多くても150グラムどまりだった。これよりも10グラムも重い計算だ。
  S-930のアドバンテージは、先端部に「ジョーズフィット」(サメの歯のように食いつく、意味だろうか)と呼ばれるギザギザが施されていることだ。カムアウトと呼ばれる、相手のネジ山から外れ、ねじをダメにすることを防ぐ狙いである。グリップは6角断面で、作業台から転がり落ちる心配のない形状。しかも2種類の樹脂を使い分けることで、グリップ感を高めている。
  これで価格は、990円(ホームセンターでの購入価格)というから、日本のモノづくりも頑張っている感じである。

2017年10 月 1日 (日曜日)

ボールグリップ差し替えドライバー

ベッセル  グリップ部が球形をしたドライバーである「ボールグリップタイプのドライバー」は、どちらかというと、自動車整備用というよりも電工用である。でも、このボールグリップを好む読者もいるようだ。丸いので、握りやすく、回しやすいというのである。
  今回見つけてきたのは、老舗のドライバーメーカーであるベッセルが、創業100年を記念したドライバーだ。もともとは木柄のボールグリップタイプだが、平成のいまは、当然ながら樹脂製である。硬めの樹脂の上に手が触れる部分を柔らかめの樹脂をあしらうというハイブリッド構造。その柔らかめの樹脂に、ゲル状のタイプを採用している。指で押すとグニュッという感じで、へこむ。ネジを締める感じで握ると、密着度が確かに高いのが感じる。
  「なるほど、これが新感覚というのだな!」と確認できた。
  1/4インチ(6.45ミリ)幅の軸の両端は、プラス2番とマイナスの6ミリで、差替え式のドライバーである。軸に磁力を与える小道具が付いているので、ネジを取り付けたり取り外したりするとき、ネジがぽとりと落下する恐れがまずないのもいい。ただ、軸自体を指で揺さぶると、がたが少なからずあり、ややがっかりさせられる。そのぶん剛性感が薄れるというわけだ。
  やはり、これは、家庭用のドライバーにとどめておくのが無難。本格的な整備には向かないようだ。価格は、698円だった。

2017年9 月15日 (金曜日)

マルチタイプのスナップリング・プライヤー

スナップリングプライヤー  サンデーメカニックにとっては、どうだろう、数年に1度ぐらいしか遭遇しないかもしれない。スナップリングを取り外す状況である。このとき絶対に必要となるのが「スナップリング・プライヤー」だ。この工具がないと前に進めない。
  「穴用」と「軸用」の2タイプがある。「穴用」というのは、内壁にスナップリングがある場合で、「軸用」というのは丸棒の外側にスナップリングが留まっている場合をいう。だから基本的には、プロは最低でも2種類のスナップリング・プライヤーを工具箱に入れている。今回見つけたのは、1本のプライヤーで、「穴用」と「軸用」どちらもOK! しかも先端部がフラットと45度、90度。フラットは先端部の径が1.2ミリと1.5ミリの2サイズ。なんだか、至れり尽くせり感の強い究極のスナップリング・プライヤーに思える。
  こういう工具の老舗は、ドイツの「クニペックス」が有名で、日本の心ある整備士の工具箱にはきまって2~4本は入れているのだが、1本3000円はする。となると4本で1万2000円は覚悟。ところが、なんと918円(ホームセンターでの購入価格)! そのカラクリは台湾製だから。
  交換手順は、ピボット部を指で押し、ストップピンを45度動かしストレートにすればヘッドを交換できる。慣れればほんの数秒で交換完了だ。なかなかのアイディアを投入している製品である。
  肝心の先端部の強度だが、いじわる気分で、ためしにラジオペンチで曲げてみようとしたが、なかなかどうして変形しそうにない。丈夫にできているようだ。今後使い込んでからのリポートに期待してもらいたい。まぁ、緊急用のプライヤーとしてはとりあえず合格点を上げられそうだ。

2017年9 月 1日 (金曜日)

中国製のニッケル水素電池内蔵の充電式ライトの実力度

LEDライト  車内で活躍できる充電式の小型ライトである。
  小型ライトといえば、これまで乾電池を電源にしたものが主流だった。長く使わずにいると電池が液漏れしたり、自然放電して肝心な時に使えないということが少なくなかった。
  この新製品は、見事にこのあたりのデメリットを払しょくする。ニッケル・水素電池タイプの充電式なので、わずかな時間のあいだに充電してくれるので、すぐスタンバイできる。しかも、スナップオンのラチェットドライバーのように本体の途中で折れ曲がりストレートでも90度でも自由自在。加えて、マグネット付きの台座ベースがあるので、夜間でも両手での作業ができる。
  このLEDライトはもう一つの付加価値が付いている。光源の近くにスマートフォンとⅰPadが充電できる1Aポートと2.1Aポートの2つが付いている。いわば多目的LEDランプである。
  手に持つとずいぶん軽い印象だ。測ってみると87グラムだった。シガーライターから電源をとるので、軽いに越したことはない。重いと、振動でいつの間にか外れたりするからだ。輸入元はコストコホールセールジャパンで、価格は先に紹介した「デジタルタイヤゲージ」付きで、977円とうそみたいな安値だった。中国製だ。

2017年8 月15日 (火曜日)

侮るべからず! 中国製の貫通ドライバー

GISUKE  「こういうのを作られると、有名ブランドのドライバーメーカーはひどく危機を抱くだろうな・・・」
  たまに足を踏み入れる横浜のみなとみらいにあるホームセンターで見つけたドライバーを手に取った時、思わず余計な心配をしてしまった。
  新潟県三条市にある(株)高儀のGISUKEブランドのプラス2番ドライバーだ。軸はクロームバナジウム鋼で、軸の根元には2面幅10ミリの6角部(ボルスター)を持ち、メガネやスパナをドッキングさせ、強いトルクをかけられる。
  グリップが、今流の実に手になじみやすい樹脂製だ。やや硬い赤い樹脂と手にぴたりと吸い付く感じの黒い色の樹脂のハイブリッド構造だ。4画断面なので、作業台から転げ落ちる心配はない。悪くないグリップデザインだ。
  しかも、日本人好みといわれる貫通タイプである。グリップエンドにハンマーで叩く丸い金属部が付いている。そのため、非貫通タイプに比べ重くはなるが、実測123グラム。長い間このドライバーを持って作業するなら別だが、通常の作業なら特段疲れるほどの重量ではない。価格は、348円とリーズナブルだった。日本のモノづくり技術を用いて、人件費の安い中国で作ったものだ。

2017年8 月 1日 (火曜日)

超ロングタイプのストレートメガネレンチの世界

SK11レンチr  通常のメンテ作業では、あまり使わないが、あると便利な工具というのがある。
  たとえば、オルタネーターやプ-リーを取り付けているボルトを緩めたり締めたりするとき、フラットタイプのメガネレンチが必ずと言っていいほど必要となる。奥まったところにあるボルトに対してはロングタイプが具合いい。
  私の記憶では、20年ほど前からか、ロングタイプのメガネレンチがメガネレンチのバリエーションの一つとして市場に出てきたようだ。たぶん、事の始まりはスナップオンではなかったか? そのころスナップオンのレンチは「確かにいいけど価格がね」というとらえ方をする整備士が多かった。「でも永久保証だから長い目で見れば安いかも」と評価する人もいた。
  いま、この超ロングのフラットメガネを探してみると、KTCネプロスにもあるし、SK11(藤原産業)にもある。長さ、メガネブの寸法などは、似たり寄ったりだ。
  スナップオンはフランクドライブを謳い、ネプロスはプロフィットを主張する。早い話、面接触でトルクをより多くかけられるという理屈。サイズ10-12ミリで価格はそれぞれ、5620円、4710円だ。
  かたやSK11の方は、台湾製ということもあり、なんと価格が1180円。鏡面加工で、見た目もかなり近い。メガネブ片側には突出形状にして、へこみにあるボルトに対応できる形状で抜かりはない。1/5のプライスで手に入るのだから、試しに使ってみたい誘惑が起きてこようというものだ。サイズは、写真の10×12のほかに、8×10、12×14,14×17ミリもある。(ちなみにネプロスには13×15,16×18,22×24ミリなどがある)

2017年7 月15日 (土曜日)

侮りがたいKO-KENのサーフェスソケット

コーケン  工具のカタログを眺めるのが趣味である。
  製品の写真とその近くにその製品のディメンジョンである長さ、高さ、口径、奥行き、重さなど表組してある。なかには価格も明示している。競合メーカーのカタログと比較すると、まったく同じもので、「なんだOEM供給(相手先ブランド)されている間柄なんだ」なんてこともわかる。などと思わぬことが発見できたりする。
  KO-KENのカタログは、320ページほどあるのだが、大半がソケットツールだ。
  同じサイズで、6角タイプ、12角タイプ、ディープタイプ、セミディープタイプ、エクストラディープもあるし、トルクス、インチタイプ、英国規格BSWなどなど、あまりじっと見つめ頭の中であれこれ考え整理しはじめると、逆に整理しきれずに、こんがらがっていく……。
  その中で、「サーフェスソケット」を見つけ出した。かなり昔から存在するのだが、あまり知られていないというか再認識した。サーフェスとは英語のSURFACE、表面の意味。6角部のかどを痛めたボルトやナットでも、これを使うとうまく回せるといういわばマジック・ソケットである。
  写真は、差し込み角3/8インチの12ミリ(価格820円)だが、KO-KENの凄味は、サイズのバリエーションである。5.5ミリから、6,7,8,8,10…と1ミリ刻みで、27ミリまで、計23サイズ。これが、差し込み角1/4インチも1/2インチでもそろっている。しかも、しかもだ。「サーフェス・ディープソケット」までそれぞれスタンバイしているのである。これってすごいことなんですね。在庫をしっかり抱えていないといけないわけだから! 意外なところで、頭が下がります。

2017年7 月 1日 (土曜日)

MOTOR TREND セーフティツール

セーフティツール  ズバリ! 「多機能ツール搭載のデジタルタイヤゲージ」である。
  価格は977円となると、おのずから中国製だと推理できる。うん、確かにメイド・イン・チャイナとある。
  ところが、安い割には合格点を上げられそうなので、ここで紹介してみよう。
  工具は、「まず手に持ったところから!」ということで、握ってみると気抜けするほどに軽い。単4乾電池1個入りでもわずか71グラムだ。ふだんよく手に持つTVのリモコンが150グラムなので半分以下だ。しかも、最新の樹脂ボディによくある手にやさしい感触である。
  肝心のタイヤゲージとしての機能はどうか?
  側面の赤いボタンを押してONにして、さっそく空気圧を測定したところ、265KPAとでた。昔の表示なら2.65㎏/c㎡だ。たしかにかなり以前から「キロパスカル」の単位にはなってはいるが、近くのタイヤショップのおやじでも「2.4キロにしてあるよ」なんて平気で言っている。活字の世界では新しい単位に変化しても、普段の会話のリアルワールドでは、そうはいかない。和裁の世界で、鯨尺がいまも使われているようなものだ。
  タイヤゲージの完成度はまあ、合格点に近い。でも不満を言えば、短くてもいいから付属のエクステンションホースを付けるとベストだ。ホイールのデザインやバルブステムの位置が奥まっている場合、とても使いづらいからだ。
  このツールには、LEDライトが付いていたり、車内に閉じ込められた際に使うというシートカッターやウインドウブレーカー(窓ガラスを破損して、脱出する!)の役目もする。この辺はテストするにはばかられるが、頭の隅に置いておき、いざというとき使う。そのために運転席の周辺に置いておく・・・。しゃれた専用の黒色のケース付きだ。輸入元は、コストコホールディングジャパン(株)www.costco.co.jp

2017年6 月15日 (木曜日)

マーキング・トルクレンチ

トーニチ  1949年以来トルクレンチ一筋にモノづくりをしてきた東京・大森に本社を持つ東日製作所は、今や世界のブランドTOHNICHIを築き上げた。
  部品同士を締結するときに最重要となるのは締め付けトルクである。ところが、ボルトの数が多くなったりすると、ついポカをして締め忘れたり、締めすぎたり、逆にゆるく締めたり・・・というトラブルが起きがち。
  そこで、ここ数年工場の組付けラインでは「発信機を組み込んだトルクレンチ」が普及しているようだが、整備工場などではそこまでの設備投資は無理だし、非現実的で必要ない。
  今回登場したマーキング・トルクレンチは、昔ながらの規定トルクに締めた確認の意味で、マークをする…そんな昭和時代をホーフツとさせる職人気質じみた愚直な手法をよりスマートに行おうとするシステムである。
  ヘッド交換式のスパナ部のへこみに棒状のマーカーが組み込まれている。既定のトルク値に達すると自動でマーカーが少し押し出され、ナットの辺にマーキングする。一つのマーカーで約2000回マーキングができ、マーカーが乾燥する時間は3~4時間だという。
  マーキング・トルクレンチの品番はMCSPで、トルク範囲で、3タイプあり、10~50Nm(全長282ミリ/重量0.65㎏)で4万9100円、20~100Nm(355ミリ/0.9㎏)が5万2300円、30~140Nm(418.5ミリ/1.0㎏)が5万4400円。地味な工具ではあるが、日本のモノづくりや信頼耐久性を支えている製品だ。

2017年6 月 1日 (木曜日)

4in1 ラチェットレンチ

4IN1ラチェットレンチ  マルチサイズを持つレンチは、たとえばバイクツーリングのお供だけでなく、日常のちょっとしたメンテナンスにも何かと便利である。
  みなとみらいにあるホームセンターで見つけてきたマルチサイズのレンチを紹介したい。
  「ギアーテック4in1 ラチェットレンチ」(品番MGR-0813)である。8ミリ、10ミリ、12ミリ、13ミリの4サイズが組み込まれている。8ミリの裏側に10ミリが、12ミリの裏側に13ミリがスタンバイしている。左右の切り替えノブは8ミリと13ミリ側の2つ付いている。つまりそれぞれ裏返して使う感じ。切り替えレバーのフィーリングはスパッスパッという感じで、いいし、ラチェットフィールもシュシュッという具合で悪くない。全体は鏡面研磨仕上げで、光り輝いている。
  測定重量は、99グラムで比較的軽い。全長が100ミリとほぼ手のひらに載る長さで使い勝手は上々だ。ギア数72、つまり送り角度5度となかなかのスペック。本締めOKとあるが、オーバートルクで内部のギアは破損したときはリペアパーツで対応できそうにないのが玉にキズか。
  というのは、台湾製だからです。発売は、兵庫県三木市にある藤原産業。購入価格は、1625円だった。この上のサイズの14-16-17-19ミリタイプもあるようだ。

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