「いまやスマートフォンなしでは生きていけない!」
そんな読者が多いのではなかろうか? かくいう筆者もそのひとり。カーナビとしてもTVとしてもラジオとしても、音楽ソースとしても、実にマルチに大活躍。からだの一部となっている人も少なくないと思う。そこで、車内でもスマホをごくごく身近に置いて、使いまわしたいという欲望が繁殖する。カーショップコーナーだけでなく、ネット通販サイトには、それこそゴマンと『スマホ車載ホルダー』が販売されている。
ざっくり見渡したところ、オーソドックスなインパネに強力吸盤で取り付けるタイプからはじまり、ドリンクホルダー固定型(イマドキのクルマはドリンクホルダーが多いので!)、フロントガラス吸盤タイプ、サンバイザー取り付けタイプ、CDスロット取り付けタイプなど実に百花繚乱だ。
今回面白半分の気分で手に入れたのは、≪エアコン吹き出し口取り付けタイプ≫である。㈱ニアバイダイレクトジャパン(http://www.ravpower.jp/)で発売する「マグネットモバイル・ホルダーセット(MOBILE HOLDER & CHARGER SET)」。従来タイプのインパネ上に取り付けるゲル吸盤式モバイルホルダーも付いているが、エアコン吹き出し口にも取り付けられる部品もあり、ユーザーが2者択一できる。
ウリは、アルミボディのUSBが2口付いているカーチャージャーで、これをシガーライターに差し込み電源を取る。保護回路が内蔵している割には実に軽く、振動で、外れるというトラブルが起きづらい。
使い方は、スマホ本体は非磁性体なので、あらかじめスマホ裏に付属の鉄板を張り付け、マグネット機能を持たせてモバイルホルダーに取り付ける。「スマホ本体をエアコン吹き出し口に取り付けると熱風が当たり逆によくないのでは?」と思われたが、夏場は逆に冷風がスマホボディにあたり冷却してくれ都合がいいという理屈のようだ。なるほどね・・・イマドキのカー用品の開発陣の苦労を垣間見た気がした。COSTCOで購入したのだが、価格は1498円と格安だった。