クルマのパンクのトラブルが、このところ増えているという。
背景に、ガソリンスタンドのセルフ化とハイブリッドカーの増加。この2つで、カーユーザーがガソリンスタンドに出かける頻度が減ったことにあるようだ。たしかに筆者も、ハイブリッドカーに変えてから月3回から月2回に減っている。
それにセルフ化で、店員さんとの会話もなく、自分でしこしこ、エアのチェックしているのが現状だ。これって結構、味気ないし、コミュニケーションがなくなった感が強い。それに、女性などエアチェックできないオーナーもいるはず。たまには店員が声をかける必要があるようだ。
データによると、パンクの件数が9年連続で増加し、昨年度は10年前の1.5倍の42万件ほどだという。タイヤ協会が昨年10月高速道路のサービスエリアでリサーチしたところ、乗用車98台のうち42台、つまり半数弱が空気圧不足だったという。
空気圧不足は、言うまでもなく、事故の元だし、事故らなくてもハンドルがとられたり、タイヤが偏摩耗してタイヤの寿命を短くしたり、いいことは一つもない。よく知られるように、1月で、空気圧はホイールとの隙間やエアバルブ周辺などから自然に5~10%は抜けるものだ。そこで、月に一度の点検をやるべきなのだ。